かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

忍び寄る

 彼女が僕のことをどう思っているんだろうってたまに気になる。

 僕が気付かないうちに、もしかしたら彼女自身も気付かないうちに、僕のことを少しずつ嫌いになっていくんじゃないかって心配になる。気付いた時にはもう手遅れってやつ。

 そうやってふと心配になる時があるんだけど、なんとなく彼女のことを考えているとその不安や心配は収まる。完全に消えるわけじゃないんだけどね。

 彼女と過ごした日のこととか、彼女と交わす会話とか、それを思い返すと彼女が僕のことを大切に思ってくれていることが伝わってくるから。僕の不安は少し解消される。

 彼女と一緒にいる時はそんな不安は全く顔をのぞかせないんだけど、やっぱり彼女に会わない日は考えてしまう。

 彼女はきっと僕と会わない日も僕のことを考えていてくれてるんだろうと思うんだけど、それでもなんとなく寂しくなってしまう。彼女にとって僕の存在はどの程度の重要性を持っているんだろうなんて余計なことを考えてしまう。

 自分が良い方向に向かって欲しいと願っていることに関して、僕はネガティブになる。うまくいかない想像ばかりをしてしまう。だから彼女との関係もこのまま良好でいて欲しいと願うあまり、不安な要素を勝手に引き出してきては悩むのだろう。

 彼女は僕のことを考えてくれていて、僕のことを大切に思ってくれているんだからそれでいいのにね。

 彼女の言動がそれを証明してくれているというのに、僕はこれ以上何を求めようと言うのだろう。

 なんかテンション低めな文章になっているけど、別にいま僕はへこんでるわけじゃない。むしろ明日彼女と遊べるからうきうきしている。

 ただ今日は彼女と会わなかったから、ちょっと余計なことを考えたんだと思う。

 僕は常に努力して、彼女に好きでいてもらえるようにしなきゃ。そうしなければ音もなく忍び寄った何かによって嫌われてしまうかもしれないからね。

 安定してしまわないように、かといって不安定にはならないようにしなくてはいけない。矛盾しているかもしれないけどそういうことな気がする。

 とりあえず明日が楽しみ。