かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

プラン

 彼女と出掛ける予定を立てるのが楽しい。

 行きたい所がいっぱいある。やりたいことがいっぱいある。

 足りないのはお金と時間。切実。

 彼女と出掛けるときのお気に入りスポットってのが何箇所かある。行く場所を考える時に大体頭に思い描いたり、会話に出てきたりする場所。

 僕と彼女が共通して好きな場所っていうのは、自然がある所とか、静かな所、人が少ない所、ゆっくりできるスペースがある所なんかだと思う。買い物するのも楽しいから、今挙げた所以外だって好きなんだけどね。複合施設的なところとか。

 このへんの好みが合ってるから、出かけた時の行き先でもめなくていい。あ、でも、どこいく?って話になって優柔不断な僕がなかなか決められないということはある。そこで僕が挙げた所に彼女が不満を漏らすようなことはない。男女が二人で過ごす時間を使って向かうような所じゃない所を挙げても大丈夫。あんまり変な所に行こうとしたら怒られるかもしれないけどね。

 最近は出掛け慣れてきて、こうやって書くと僕がいかに今まで引きこもっていたかが露呈するんだけども、とにかく彼女と出掛けることに慣れてきてわりと遊ぶ日のプランが思い描けるようになってきた。

 それはもちろん彼女がここへ行きたいとかこれがしたいというような意見をきちんと言ってくれるからで、僕はそれにおおいに助けられている。むしろそれ頼みなところはあるんだけど、でも自分でもここへ行きたいなとか、そのついでにここへ寄ってみようみたいな案が出てくるようになった。楽しい。

 二人でどこへ行くかっていう話をするのもかなり楽しいので、出かける前からテンションが上がる。

 そういえば僕も彼女も同じ場所へ何回行ってもあんまり飽きない性格らしい。お陰で選択の幅が広い。とってもいいね。

 彼女の買い物に無理して付き合うとか、僕の行きたい所に無理して一緒に行くみたいな事が起こらないので、ストレスにならない。彼女と出掛けると楽しい事ばかりだ。

 あ、でも交通事故とかそういうトラブルが起こっている現場に遭遇することがよくある。なんでだろうあれ。自分たちが被害を被ることはないんだけど、それを見る度に気をつけないといけないなって思う。

 彼女と出掛ける時、大抵僕が運転をする。大切な人を乗せている分、いつも以上に運転には気をつけないといけない。でも、信号待ちで彼女の方を見ていて、信号が青になったのを見逃すっていうのをよくやる。つい彼女を見ちゃうんだよね。