かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

喜び

 彼女といると些細な事が嬉しい。

 例えば彼女が僕の方を見てくれただとか、僕に近づいて来てくれただとか、そういうレベルから嬉しい。

 同じ物が好きだと分かったり、同じ事を考えていたりしたときも嬉しい。

 好きな色が一緒だったり、いいなと感じるものが一緒だったり、一緒に何かを楽しめたりすることがとても嬉しい。

 最近、感性とか価値観が似ているのかなって思う。いいと感じるものとか、何かを推し量る時の価値基準が似ている。だから彼女の意見に自然と賛同できる。

 長く付き合って行く中でこういう部分は非常に重要だと思う。短期間で仲良くなれたのもこの部分に起因するのだろう。

 彼女と仲良くなって3,4ヶ月経ったけど、嫌な部分とか苦手な部分というものが出てこないのもこれのおかげかもしれない。

 さて、話を戻す。今日は僕が嬉しくなる話です。僕は彼女との共通点を見つける度に嬉しくなる。たぶん本当にどうでもいいことでも嬉しくなる。例えばじゃんけんの最初に出すのは必ずグーっていうのが共通していたとしても嬉しくなる。余談だが、僕は初手でグーを出すとは限らないけど、彼女は必ずと言っていいほどグーを出す。ちょっと可愛い。

 彼女と良く職場の人に対する愚痴を言い合うのだが、凄く視点が似ている。彼女のほうが鋭い視点で観察しているなあって感じることは多いが、方向性として僕も同じものを見ている。それは僕も思ってた!とか、それ気になった!とかいう話ばかり。彼女との愚痴の言い合いは凄く楽しい。あの人のこういう所だめだよねっていう話になったとしても完全な悪口に転換せず、最終的に、改善するためにどうしたらいいのかみたいな真面目な話になる。その真面目な話がまた面白い。彼女とはどんな話題でも楽しく話せる。

 彼女の意見は知的で、僕の反論の余地はほぼ無いし、納得するばかり。いろいろ気付かされることも多い。

 こうやって僕にない部分を補完してくれることも嬉しい。

 彼女といると嬉しいことばかり。それがまた嬉しい。