かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ストーカー

 今日僕は昨日の疲れを引きずっていてだめだった。疲労回復の力がないのか、単純に体力がないのか。どちらにしてもだめである。一方彼女は元気だった。今日も可愛かった。

 さてさて、1ヶ月くらいまえに彼女にストーカーまがいの行為をしているクソ野郎について書いたけど、彼の続報を書くことにする。

 彼をなんて呼んでいたか忘れたので、今わざわざ自分の書いた記事を読み直してきた。レオパの人だった。

 彼はあの一件以来、店には来るものの存在を消しているというか、そそくさとお買い物をして行く感じだったのだが、ここにきて妙に丁寧な感じを出してきて、話しかけてくるようになった。なんなの。どうでもいいような確認をわざわざしてくる。彼女に対してはなんにもアクションを起こしてこないらしい。彼女が作業をしていると近くに立ってるらしいけど。あと彼女が接客しなくていいように僕が代わりに相手しているのもあるかもしれない。あいつに彼女を近づけたくないし、彼女もあいつの顔なんて見たくないだろう。

 僕がレオパの人の接客をしている時に、彼女が近くを通ったり近くで作業をしていたりすると、彼の視線が彼女の方に向かうのが分かる。気持ち悪い。頻繁にでもないけど、ちらっと確認している感じ。気にしてない感を装いつつ完全に気にしている。僕に対してもいろいろ思う所があるのを必死に隠して平静を装っているんだろう。

 僕に話しかけることで間接的に彼女を意識しているのかもしれない。歪みすぎていて意味がわからないけど。僕の向こうの彼女を見ているみたいな。

 なんにしても僕もレオパの人は嫌いだし、どうでもいい内容を確認してくるのも気持ち悪い。粘着質。何年間か放置した挙句に暑さでデロンデロンになったガムテープみたいなベトベト感。べっとべと。その矛先が僕に向いてくれているだけいいけどね。これが彼女に向いていたら別の対策を考えなくてはいけなくなるから。

 彼女を守ってあげられる位置に僕がいられてよかった。こんなのを話で聞いていてるだけだったら無力感に苛まれるところだっただろう。彼女のために僕が何かしてあげられる状態でよかった。

 レオパの人が来ることを拒めればいいんだけどねー。

 別の所に行ってください。