かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

だめな自分

 僕は彼女をたまに怒らせてしまう。

 原因は僕の軽率な発言。彼女の気持ちを無視した発言をしてしまうからいけない。

 回答に困ったとき、なんて声を掛けたら良いかわからないとき、そんな焦った状況下でやってしまう。

 以前彼女に「君に余裕が無いと嫌だ」と言われたことがあるんだけど、その通りで僕に余裕が無い状態が一番良くない。

 分かってはいるんだけど、結構余裕なくなるときあるんだよなあ。だめだなあ。

 彼女を怒らせてしまうと物凄く後悔する。なんであんなこと言ってしまったんだろうってずっと考えてしまう。嫌われてしまってないか、避けられてないか不安になる。不安になりすぎて涙が出てくる。泣ける環境ならガチで泣くけど、泣けない環境だったら我慢する。当たり前だね。やっぱり僕は泣き虫らしい。

 そうやって僕がへこんでいると、彼女が気にかけてくれる。怒らせたのは僕で、怒ったのが彼女なんだから、僕がへこんで気にかけて貰うのはおかしいんだけど、いつもそうなる。僕がだめなせい。本当なら怒らせた僕が彼女に謝って、許してもらって、さらに元気付けなくちゃいけない。そうできない自分はだめだと思う。彼女に申し訳ない。

 彼女がして欲しいこと、言って欲しい言葉、それを一生懸命考えている。彼女がどんなに辛くて、どんなに苦しいかを理解しようと努力している。どうでもいいなんて思ったことは一度もない。僕なりの努力がうまくいかないとき、凄く悲しくなる。自分の無力さに。僕の配慮や気配りが足りなくて彼女につらい思いをさせてしまっているのが凄くつらい。

 そして悲しんでいる彼女を助けてあげられないことがもどかしい。ごめんね。

 僕はきっといっぱい失敗して、彼女を嫌な気持ちにさせてしまっているんだろうけど、それでも僕は彼女が僕の言葉に少しでも耳を傾けてくれているなら、どんなに突き放されても彼女に声を掛け続けたい。もしも完全に拒絶されてしまったとしたら、それでも僕は諦めきれないだろうけど。

 彼女を凄く怒らせたとして、彼女が僕のことを嫌いと言ってきたとしても、僕は彼女のことが大好き。

 彼女が怒ったとしても、彼女が僕のことを嫌いになったとしても、僕が好きな彼女の部分に変わりはないから。