かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

可能性

 ブログを始めて約一ヶ月。意外と続いている。やっぱりこれも彼女の存在があってこそ。

 昨日彼女に、もし私が仕事辞めたらどうする?って言われた。この質問は前にも何回かされている。

 正直な所、そのことについては考えたくない。彼女が僕の前からいなくなってしまう時のことなど考えたくないのだ。

 彼女が仕事をやめるということは、僕との別れの時であるのと同意義で、それは今の僕にとって物凄く辛いこと。

 きっと彼女が仕事をやめてしまったら、僕は今の仕事を続ける意義を見失ってしまうだろう。彼女を失った悲しみで平静でいられなくなるかもしれない。彼女が今の仕事をし続けることがないのは分かっている。辞めるという選択肢が常に存在していることは避けられない事実なのだ。僕がいくら直視するのを嫌がってもね。

 彼女が仕事を辞める日、それがいつになるのかは分からない。でも僕はその可能性に目を向けてしまった時、途方も無い悲しみに襲われる。それは絶望に近い。

 彼女は可能性の話をしているだけで今すぐどうこうなるわけじゃないんだから、と僕の態度に呆れるかもしれない。そんなことでへこんでる僕が嫌になるかもしれない。でも僕はどうしても憂鬱になってしまう。

 今でさえ毎日一緒にいられないことで寂しい思いをするというのに、これがもうずっと会えないとなったら。想像すると言葉も出ない。彼女がいなくなったらそこには何も残らない。

 彼女が僕の心を占める割合は8割以上だと思う。じゃあ残りの2割で僕は生きていけるのか。以前はそれでよかったのかもしれないが、彼女という存在を知ってしまった今、元の生活には戻れない。彼女なしではいられない。

 ふと、彼女は僕なしでもいいのだろうかと思った。彼女は僕なしの生活を楽しく送って行くのだろうか。それは嫌だなあと思う。彼女にとって僕が必要不可欠な存在でありたい。ずっと必要としていて欲しい。