かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

大きな優しさ

 彼女は凄くいい子。

 元気ない人がいると話しかけて元気づけてあげている。だるまさんのことなんだけどね。

 彼女が他人に優しくしてあげているとヘタしたらヤキモチ妬いちゃうんだけど、でも彼女の優しさは凄く好きだからそうやって元気付けてあげているのを見るのは好き。

 そのことを彼女に言うと、だるまさんが機嫌悪いと働き難いから自分のためにやってる、みたいな事を言うんだけど、そうだとしてもそれを出来る人だって少ないだろう。最近は僕も彼女を見習って、だるまさんのご機嫌を取ることを覚えたけども、以前だったらなるべく触れないようにしていた。

 きっとだるまさんは彼女に凄く助けられている。彼女がいなかったらだるまの立場は今よりももっと酷い所にあって、今よりもみんなに嫌われて、今よりも酷い扱いだったのだろうと思う。だからだるまは感謝するべき。感謝するべきなのに、彼女を喜ばせるどころか、彼女を嫌がらせたり不快な気持ちにさせたりしている。だるまは彼女のことを好き。だからちょいちょい話しかけたり、近くに行ったりする。それがうざい。話がつまらん。もっと彼女のことを考えた言動をすればいいのに、結局彼女に優しくしている自分が好きだったり、彼女に対して知識を披露している自分が好きだったりするわけで、自己満足で完結しているんだよね。

 僕はそういう感じにならないようにしないとなって、だるまを反面教師のような感じで見ている。

 あんなだめなおっさんになってはいけない。彼女に嫌われてしまうからね。

 結局のところ、だるまも彼女に甘えている。元気なくなってる時になにもしなくても、話しかけてくれて楽しい気分にさせてくれる。そりゃあ随分良い気分だろう。彼女の大きな優しさによって構ってもらっているだけなのに。

 だるまむかつく!

 彼女の優しさを無条件でもらってるなんてむかつく!

 でも彼女に好かれているわけじゃないからいいや。嫌がられてるし、むかつかれている。それに気付いてないだるまは幸せだろう。きっと彼はそれでいいんだろうし。

 こんなにだるまのことをたくさん書くつもりじゃなかったのに。不快な気分になった。

 来月に入ったら彼女と遊べるので楽しみで仕方ない。しかも最近出勤が被っているので僕はご機嫌だ。

 でももっと彼女と一緒にいたいなあと思うのでした。