かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

主導権

 今日は彼女に会えない日、ニ日目だった。

 多少テンションが浮き沈みして、多少の範囲で留まっていたかどうか自信が無い。わりと沈んではいた気がする。気晴らしに出掛けたりして。必要に迫られての外出でもあったのだけども。

 でもやっぱり彼女のことを考えると寂しくなってしまう。なにしてるのかなーって考えたり、いつ帰ってくるんだろうなーって考えたり。考え続けると底なし沼なので、彼女から借りたDVDを観て笑って気を紛らわせていた。面白かったのでわりとテンションが上った。

 それから今日は夜に友人と食事をする予定だったのだが、諸々あって延期になった。説明するの面倒くさいので割愛させて頂きますよ。

 今日も彼女と会えないことは確定していたはずだったのだが、彼女は僕に迎えという役割を与えてくれた。駅まで彼女をお迎えに行ったのだ。明日まで会えないことを覚悟していた僕は非常に喜んだ。その喜びは当初彼女に伝わらなかったようだけど。食事をする予定がなくなってしまった僕はお腹が空いていて、彼女を迎えに行ってから一緒にごはんを食べようと思いついた。ココイチに行こうと思ってね、彼女に聞いたら快諾してくれたので嬉しかった。カレーが食べたかったの。

 彼女に会った時、嬉しくてニヤニヤしてしまった。約二日間、彼女のことをずっと考えていた。そんな彼女が目の前にいるのが嬉しくて嬉しくて仕方なかった。一緒にカレー食べている時も嬉しくてニヤニヤした。

 彼女の顔を見て嬉しくなって、彼女の笑顔を見て僕も笑顔になって、彼女とじゃれて楽しくなって。彼女と一緒にいるだけでこんなに幸せなんだなって再確認した。黙って見ていると彼女が怒るけれど、可愛くて大好きで幸せで、その感情をうまいこと言葉に出来ない。とりあえずくっついて彼女のことを見ていたいのだ。僕の視界に彼女がいるだけで、それだけで結構幸せ。彼女と話して笑い合ってればもっともっと幸せ。彼女に触れていられれば更にもっと幸せ。

 彼女と同じ空間にいて、彼女と同じ時を共有しているということが本当に嬉しい。彼女が僕のために時間を使ってくれて僕と一緒にいてくれることで、僕は安心できる。彼女が僕のことを思ってくれているとしっかりと認識できる。

 つまるところ僕は安心したいんだろう。彼女に僕という存在が必要とされていると確認したいんだろう。僕がどれだけ大切に思われているか知りたいんだろう。

 彼女は僕をうまく安心させてくれる。完全に安心し切らないように巧みにちょっとだけ安心させてくれる。さじ加減が絶妙。たまに凄く甘やかしてくれるときもある。僕は完全に彼女の手のひらの上で転がされてるじゃないかって思う時がある。それくらい彼女のほうが上手な気がするんだよなあ。

 僕が主導権を握れるのは限定された状況下だけなので、もっと主導権を握っていきたい。

 そんな感じ。