かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

孤独な夜

 今日は彼女がいない。

 いやいつも隣に寄り添っていてくれるわけじゃないから、いつも通りいないんだけど。今日は彼女と連絡が取れない。

 連絡が取れないと思っていたら、電話してくれた。嬉しい。嬉しくて泣きそうなレベル。泣かない。泣かない。

 でも今日働いてる最中ちょっと悲しくなって涙が出そうだった。自覚があったけどやっぱり僕は泣き虫らしい。

 今日仕事をしていて、何か楽しいこととか発見したことがあった時に彼女に話そうって思った。ごく自然に。でも今日は彼女に話せないって思って酷く悲しくなった。この時は電話できると思ってなかったからね。

 でもなんか自然に彼女に話そうって思ったことで、彼女の存在の大きさを再認識した。彼女と話すのがどれだけ自然になっていて、僕の中で習慣として根付いているのかを見つめ直せた。

 忙しくてたまらないとき、彼女がいてくれたらって思った。でも彼女はいないからちょっと寂しくなった。寂しくなって彼女に会いたくなって、会えないから寂しくなって。それを忙しさでちょっと忘れたりして。

 なんとか今日一日を乗り越えられた。

 前よりは強くなったと思う。いや、彼女が僕のことを気にかけてくれているから、僕が少ししっかりしていられるだけなのかもしれない。僕自身は別に強くなってないのかも。

 やっぱり僕は彼女に助けられている。色んな意味で。

 頼り過ぎないようにしないといけないけど、甘えたいなって思う。

 甘ったれない程度に。