かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

子供っぽさ

 彼女と僕はたまに物凄く些細なことで楽しくなって盛り上がる。

 些細なこと過ぎて周りからの理解が得られないので、年下のくずに「年上って思えない」なんて言われる。

 でも彼女と話している時に出た結論では、僕らにはくだらない事で楽しめる余裕があるだけで、精神的に子供というわけではないということになった。むしろその余裕を理解できないくずが子供ってこと。

 今更ながら、くずっていう呼称どうかなって思った。まあ変えないけど。

 それで、その些細なことで楽しんでる彼女が凄く可愛い。無邪気な姿が可愛い。子供っぽい部分を持った彼女は凄く魅力的だ。僕がそのノリに付き合える人間で良かったなあと思う。一緒になって遊ぶと凄く楽しいし、可愛い彼女を見ていられるし、一石二鳥ってやつだ。

 今思い返すと、結構僕と彼女は馬鹿なノリで楽しんでいる気がする。馬鹿な僕のノリに一緒になって楽しんでくれる彼女でよかった。僕の発言を生かして面白くしてくれる彼女で良かった。毎日が楽しい。

 ところで僕は最近自分が本気で馬鹿なんじゃないかという不安を抱えている。馬鹿なことばっかり言ってる。そうすると彼女は時に冷たい表情で僕を突き放し、時に可愛い笑顔で受け止めてくれる。

 最近彼女はわりとツンツンしているんだけど、時折見せてくれるデレ部分が甘くてとろけそうになる。僕は本気ででれっとしてしまう。僕としてはずっとデレデレしていて欲しいんだけど、ツン分があることによってデレ分が生きるのだとしたらそれは甘んじて受けなければならない。何言ってんだ僕は。

 彼女の取る冷たい態度も、その裏には僕に対する愛情や信頼が見える。だから僕は嬉しい。

 彼女が僕にむかついている時でも、誰かの文句を僕にぶつけている時でも、信頼してくれているからこそそこまで感情を出してくれるんだと思える。だから嫌な気持ちにはならない。

 彼女にどん底までへこまされる事があるけれど、それで彼女を嫌いになることはない。

 むしろ日々を重ねるごとに、彼女への気持ちは増すばかりだ。