かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

年末

 今日は彼女が家に遊びに来ている。

 現在進行形で彼女は家にいる。

 お泊りに来てくれたのだ。

 ありがとう彼女!

 ありがとう世界!と大規模な感謝を述べたくなるくらいに幸せな気分。

 だって、彼女と一日中一緒にいられる。

 帰る時間の心配をしなくていい。

 まだまだ一緒にいられる~ってうきうきした気持ちになる。

 さて、今日を振り返ってみよう。

 まず朝彼女を迎えに行った。

 我が家の両親にあいさつをする予定になっていたので、まっすぐ家に帰って来た。

 ちょっとかしこまった感じで、結婚と同棲の報告をして、その後雑談。

 これでお互いの両親にちゃんと話ができて、ひと段落した。

 父は旅行に行くので出かけて、残るは彼女と僕と、母ともなか。

 しばらく僕の部屋で彼女とまったりして、そのあとおやつにお餅を食べた。

 彼女と母が楽しそうに話をしてくれるのが嬉しい。

 僕も楽しくなって、わいわい話ができて、幸せ。

 彼女は気を遣っているんだけど、必要以上にかしこまった感じがないので、すごく場が和む。

 これで彼女がかしこまって礼儀正しくかっちりしていたら、場の空気が和まずに、こんなに打ち解けた会話はできなかっただろう。

 これは彼女の魅力だと思う。

 人と人の間にある壁を、相手に感じさせないというのかな。

 彼女と話していると、壁を作られているなっていう印象を受けない。

 だから、楽しく仲良く話ができるんだよね。

 母もきっと、彼女のことをとっても気に入ったことと思う。

 最近見たこともないくらい楽しそうにしてた。うきうきしてた。

 今日彼女が来るのを楽しみにしてたけど、おそらく母も結構楽しみにしてたと思う。

 晩御飯は近くのスーパーでオードブルを予約していたので、彼女とほかのところへの買い物がてら、受け取りに行ってきた。

 どこも混んでいる。

 一人だとうんざりしちゃうけど、彼女と一緒なら楽しめる。

 彼女が食べたいと言ってたタコを買ったり、お酒も買ってみたり。

 楽しくて仕方なかった。

 料理を受け取って、家へと帰って来た。

 この時まだ夕方っていうような時間で、たっぷり彼女と一緒にいた感じがするのに、まだこんな時間だ!!とめちゃくちゃ嬉しくなった。

 買ってきたものを並べて、大みそかの素敵な晩餐。

 調子に乗って勢いよくお酒を飲んでたら、すぐに酔っ払った。

 楽しいのよ。

 最近楽しいお酒の席ってなかったから、こんなにお酒を飲むのが楽しいことって忘れてた。

 幸せだった。

 料理もたくさんあって、お腹がぱんぱんになった。

 彼女も食べなきゃって思ってたくさん食べてくれたので、満腹でしばらくダウンしてた。

 それからしばらくゆっくりして、お風呂タイム。

 不思議な感じだ。

 こんなに落ち着いて、ゆっくりしていられるなんて、素敵すぎる。

 年越しそばが控えてたり、初詣も行く予定だし、まだまだ楽しみがいっぱいある。

 こんなに幸せな年末は初めてだ。

 ありがとう彼女。

 ありがとう世界。

 来年が良い年になりますように!!