かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

はんばーぐう

 今日、仕事をしてたら彼女から連絡がきた。

 彼女はおしゃれ番長と遊んでて、帰りに迎えに来て~ってことだった。

 おっけーって返事して、おしゃれ番長宅の住所を聞いておいた。

 それから何回かのやり取りがあって、ついでに晩ご飯をご一緒させてもらえることになった。

 仕事終わりの楽しみができたので、せっせと仕事を終わらせ、ささっと退勤した。

 ずるずる会社に残っていては、彼女に会う時間が短くなってしまう。

 渋滞している道を抜け、どこだろう~って不安になりながらなんとか到着。

 即ご飯食べに行くのかなあと思ってたら、お家に招き入れて貰えた。

 あとで聞いた情報によると、こちらはおしゃれ番長と旦那様の新居で、彼女が初めてのお客様だそうな。

 彼女かお姉さんのどっちかを最初のお客さんにしようと思ってたんだって。彼女の価値の高さすごい。

 漁夫の利的なあれで、二番目のお客さんとして僕も入れて貰えちゃった。

 お姉さんすみません。

 しばらく休憩も兼ねて、お部屋でお話をさせてもらって、それからハンバーグを食べに行った。

 実はこのハンバーグ、少し前から食べたくて食べたくて仕方がなくて、でも行く機会もなかったので諦めていた。

 リクエストしたら受理された。

 彼女めっちゃ優しい。付き合ってくれたおしゃれ番長も優しい。

 るんるんでハンバーグを食べ、彼女とおしゃれ番長の会話が盛り上がっているのを聞いてた。

 二人とっても仲良し。

 番長が悩んでいるというか、どうしようかなあ~って考えていることがあって、それに対して彼女がめちゃくちゃ的確なアドバイスをしてた。言葉の説得力がすごくて、番長は感動して涙していたくらい。

 番長が彼女のことを大好きなんだよね。すごく伝わってくる。

 ご飯を食べたあと、ドラッグストアに寄ったとき。

 彼女が欲しいって言ってた化粧品を、番長が自然な流れで、自分の分と彼女の分を一つずつ持った。

 彼女はあまりに自然な動きだったので、予備で一個買うのかなくらいに思ってたらしい。

 そしたら自分の分って分かってびっくりしてた。

 安いものじゃないんだけど、彼女にプレゼントするって言って買ってあげてて、まるで僕みたいだ!って思った。

 ということは、僕に近いくらい彼女のことが好きってことになる。そうじゃない?

 そしたら相当彼女のこと好きだ。

 その後所用を済ませ、番長を家まで送った。

 それから僕ら二人は家路についた。

 彼女の体調が急激に悪くなってて、僕は僕で眠くてたまらなかった。

 なんとか彼女を送り届け、家に帰ってきた。

 彼女と番長がいると、二人で楽しそうに話をしてて、割って入るタイミングが難しい。だいたい流れをぶった切ってしまうから。

 でもそれが嫌なわけじゃなくて、二人で仲良しでお話しているのを見て、聞いているのが楽しかった。

 また番長と遊びたいなー!

 今度は僕も休みのときが良いなあ!

 仕事終わりでしんどかったけど、とってもたのしかった!

 おわり。