かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

奇跡の今

 今日は彼女と遊んだ。

 彼女は今日めっちゃ早起きだったみたい。

 僕が起きる前に一回お出かけして帰ってきてた。

 僕はぐーすか寝てた。

 彼女からまだ寝てんの?と連絡が来て目が覚めた。

 100円ショップに行きたいとのことだったので、急いで支度して家を出た。

 起きてから出発まで約25分。

 彼女を車に乗せ、100円ショップに到着。

 彼女が欲しかったものはだいたい手に入った。

 ついでに僕が気に入りそうなものを彼女が紹介してくれて、素敵だったので購入。

 目的を達成して、一旦彼女を家に送り届ける。

 僕はこれから、車のオイル交換をしに行かなくっちゃいけなかった。

 その間に彼女はお昼ごはんを済ませておいてくれるって感じ。

 済み次第、また迎えに行くって予定。

 オイル交換とその他ちょろっとした何かが30分程度で終わったので、急いで彼女の元へ向かった。時間を無駄にしたくないからね。

 再度合流した僕たちは、一旦ドラッグストアでお茶と食べ物を仕入れた。

 僕がお昼ごはんまだだったので、食べ物は必須だった。

 今日の予定はゆっくりすること。

 漫画を読んだり、マッサージをしたり。

 いつもと同じような感じだけれど、いつもよりもゆったりする余裕があるような気がした。

 漫画を読んで、テレビを見て、彼女の頭をなでたり、マッサージしたりした。

 このまったりした時間が非常に気に入っている。

 夕飯の時間になってきたので、まったりタイムを終わりにして、和食を食べに行くことにした。

 目的地が遠く、しばらく車を走らせていると、彼女が家電量販店に行こう!って言い出した。

 家電屋さん行っても楽しくないから行きたくないと言っていた彼女から、こんな台詞が出てくるとは思わなかった。

 もしも二人で暮らすときに、絶対に必要になる家電は何なのか、どれくらいの金額なのかを見に行こうってことだった。

 僕は今にも二人で暮らすかのような雰囲気に、ワクワクした。今すぐではなくても、この先に起こることを見越して情報を収集しておくっていうのはとっても良い。

 二人で暮らすことがものすごく現実味を帯びてきた。

 冷蔵庫はこんなのがいい、野菜室が狭い、でも冷凍食品は広い、だの好き勝手に要望を並べて、これはだめ、これは色がすごく良い!

 みたいな。

 炊飯器も洗濯機も、色々見た。

 最終的にメモした金額を足していくと、かなりお高い。

 しかし初期投資はかなり大事だから、金銭面で妥協して選ぶのもよくない。

 カタログを大量に貰ってきたので、また彼女と一緒に見て、感想を言い合うのも楽しそうだ。

 家電量販店で今買わなくちゃいけないものもなかったので、カタログを抱えて出てきた。

 わくわくしている。

 僕も彼女もお腹すいてきたので、当初の予定通り和食を食べに行った。

 おなかすいてて調子に乗っていた

 期間限定っぽい、サイズ大きめの料理を頼んだら、ほんとうに沢山来た。

 二人で超おいしい!めっちゃうまい!と言い合って、感動するくらい美味しかった。

 ただちょっと量が多くて、二人ともちょっと食べ過ぎたくらいの感じになった。

 大満足なんだけど、お腹苦しい!状態。

 食事中、僕がいま彼女と一緒にいられることは奇跡のようなものだという話になり、まさにその通りだなあって思った。

 半年前の状態であれば、今目の前に彼女がいる確率はかなり低かったはずだ。

 食事を終え、ドラッグストアに行ってみることにした。

 やっぱり僕らはなにかといえばドラッグストアへ行く。大好き。

 二件ドラッグストアを回ってみた。

 僕はリップが欲しかったんだけど、求めてたやつは見つからなかった。

 急ぎじゃないので、とりあえずまたの機会にってことにした。これに関しては僕以上に彼女がショックを受けてた。リップ買えなかった…って。

 でも他の良い物はたくさん買えた。

 その後、遅くまでやってる本屋さんへ行って、雑誌と漫画を購入。

 今日はお買い物の調子も良かったし、彼女の調子も良かった。

 帰り際、身体の調子が落ちてきちゃったみたいで、元気なくなってたけど、でも今日一日はとっても良かったと思ってくれてたみたい。本当によかった。

 最近、彼女は元気だし、遊ぶと前よりも楽しんでくれてる感じがする。非常に嬉しい。

 彼女とこうやって一緒にいられて、幸せを感じられることが、当たり前じゃないってことを考えさせられる一日となった。

 楽しくて、幸せで、大満足の一日だった!