冬の寒さ
ここ最近、寒さが本格化してきて、凍えるくらいの寒さって感じになってきた。
去年とかはもっと早い段階でそうなっていた気がするけど気のせいかな。
一昨年くらいの彼女は確か寒さにはわりと強いって言っていた記憶がある。寒空の下で何十分も仕事終わりに話をしたりしてたっけな。その時にそんなことを言っていた気がする。とっても懐かしい。あの時は話が全然尽きなくて、ずーっと話していたかった。ものすごく寒かったけど、それを我慢して話をしたい!って強く思うくらい彼女と話すのが楽しかったのをよく覚えている。今も僕は寒空の下でも彼女と話をしたいと思うけど、きっと彼女は寒いから帰るって言い出すだろうなって思う。でも、そう言いつつ付き合ってくれるのが彼女の優しさ。今ならあまりに寒かったら普通に帰りそうね。さっみ!かえろ!って言って。
それから年を重ねるごとに、寒さに弱くなって来ている彼女。それは僕も同じで、寒いとものすごく辛い。そうじゃないと願いたいけど、年齢的なものなのかなあ。
寒くなると、食欲が増す。そしてお金を使いたくなる。
その二つが結びつくと、仕事終わりにコンビニで温かい飲み物と温かい食べ物を買うという行為に至る。
例年そうなる。
今年も少し前までは、温かい飲み物を買わずにいられたのだが、最近になって70%くらいの確率で買い食いしちゃう。
最近彼女の調子がよくなくて、食欲がないという時があるのでそれで確率が減っている。
お互いに本調子であれば80~90%の確率を叩き出すことだろう。
チキンだったり、ポテトだったり、フランクフルトだったり。お茶だったりココアだったり。
食べたくなるし飲みたくなる。
さむいーさむいーっていいながら彼女と食べるときの美味しさはものすごい。あの瞬間に感じる幸せは、どこかで数千円出して美味しいものを食べた時と変わらないと思う。
なにより、彼女と一緒に食べるのがいいんだけどね。仮に僕が一人で仕事帰りに温かい飲み物と食べ物を買って食べたとしても、あぁ美味しいなあくらいで大して盛り上がらないはずだ。
重要なのは、温かい飲み物でも、温かい食べ物でもなく、外が寒いことでもない。その条件によって僕たちの買い食い欲求が高まって、結果美味しいものを食べて幸せを感じられるということだ。
ある時から彼女が、僕にとって、彼女がすることならたいていなんでも嬉しくて、彼女が一緒にいたらどんな時でもたいてい幸せである、ということに気づいてしまった。
たまに、こんなことされても嬉しいんでしょ?みたいにいたずらしたり、からかったりしてくる時がある。でもそれすら嬉しいので僕にとってはプラスになっている。
そういうわけで、彼女と一緒に美味しいものが食べられる、コンビニでお買い物ができるということも僕にとって、すごく楽しくて幸せなことなのだ。
小さなことで、周りからみたらそんな幸せとか大げさだよって思うかもしれないけど、僕にとってはかけがえのない素敵な時間だ。
買い食いによって出費が増えることは少しだけ悩ましいけれど、それ以外の部分に関しては冬の寒さありがとうって感じ。
買い食いやっほー!