かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

魅力の矛先

 彼女には人を惹きつける魅力があると思う。

 特に、有能な人とか人格者が彼女の魅力に惹きつけられるんじゃないかなあと思っている。

 例えば、僕らが崇めている女神様もその中の一人だ。仕事ができて人格者であり、可愛い。女神様のことを彼女は大好きで、たまーに連絡を取り合っているみたいなんだけど、彼女からばかり連絡をしているわけじゃなくて、女神様の方からも連絡が来ている様子。こちらの職場の情報を耳にしたタイミングとかで、連絡をくれたり、先日も彼女には伝えておかないとと思ってという理由で重要なお知らせもくれた。

 彼女は女神様を本当に好きすぎるくらい好きなので、嫌がられてないかとか嫌われてないかとかすごく心配するんだけど、僕が見る限り女神様も彼女のことを好きだと感じるし、信頼もしてくれているように思う。わざわざ彼女の趣味の発表会にも来てくれるくらいだし、彼女に対する好感度は高い。

 彼女が常に一生懸命女神様に対して働きかけているのならば、女神様が嫌々ながらも付き合ってくれているという可能性も発生するが、女神様の方から声を掛けて来てくれることも多いわけで、そうなると女神様も彼女のことを評価して、好意を持ち、彼女という存在に魅力を感じているのだと思う。

 そして今日、ブッダ夫妻が職場にやってきた。軽く挨拶しなきゃ!と思って駆け寄って行くと、奥様のヤショーダラーさんが今日は彼女がいるかと尋ねてきた。残念ながら彼女はお休みだったため、そう伝えるとものすごくがっかりした様子で、そうですかって言ってた。なにか伝えたい事があったのか、単に会いたかったのか分からないんだけど残念そうだったのを見て、ヤショーダラーさんもまた彼女のことを信頼して、慕ってくれているんだなあと感じた。

 ヤショーダラーさんもブッダさんの奥様なだけあって、いい人だ。

 こういう良い人、有能な人が彼女を好きでいてくれるというのは、そういう人たちに、彼女の良さとか魅力というものが十分に伝わっているということだ。

 頭の悪い人に盲目的に好意を持たれるよりも、頭の良い人に好かれる方が難しいだろう。

 だから彼女には、そういった人たちを惹きつける魅力がある、ということじゃないかなあと思うのだ。