かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

気持ち悪い

 最近の僕は気持ち悪いらしい。

 昨日、彼女に会えて喜ぶ僕の喜び方とかそうそう見れない気持ち悪さだったらしい。僕はその時自分がどんな感じだったかあんまり覚えていない。彼女に会えて嬉しくて、テンションが爆発的に上がっていたので、本当に嬉しかった時のリアクションをしたんだろう。そうなると僕の本来の姿が気持ち悪いってことになる。

 そう考えると、確かにそうかもしれないと思うことはいくらかある。

 例えば彼女が可愛くて可愛くてたまらない時に、ふらっとしながらかわいいーぐへへへってなるのとか。これをわざと気持ち悪くしようとしてやってるんじゃなくて、素の状態でやっている。

 気持ち悪いことをぽろっと言ったり、言い方が気持ち悪かったり、とにかく素の僕は気持ち悪いようだ。

 彼女以外の人の前では、気持ち悪くならないようにっていう抑制する気持ちが作用するからそんな風にならないんだけど、彼女に対しては何を見せてもいいくらいの気持ちでいるから、押さえが効かない。素の自分が見せられるっていうのはとってもいいことだけど、この場合いいことと言っていいものか悩ましい。

 彼女は僕が気持ち悪いこと言ったりやったりしても、気持ち悪いっていいながらも笑ってくれたりいじってくれたりする。でもたまに本気で引いているっぽいときもある。そりゃあ僕自身、あぁ今気持ち悪いなあって思う時あるから、それを彼女が見れば本気で気持ち悪いなあって思うことがたくさんあるはずだ。

 彼女がどの程度僕の気持ち悪さを許容してくれるのか分からないから心配になってきた。嫌われたらどうしよう。かと言って気持ち悪くならないようにしようってのも難しい。なんていうのかもうタガが外れた状態とでもいうのか、意識して気持ち悪くなるのを止めようと思っていても上手くできない事がある。

 彼女が笑ってくれているうちはいいけど、そうじゃなくなった時困る。

 彼女が変な顔したり変なこと言っても気持ち悪いって思うことないもんなあ。可愛いんもなあ。そりゃあ可愛い子がそんなことやったらむしろ可愛いよなあ。

 もうおっさんな僕が気持ち悪いことやったら気持ち悪いわ。

 あーーーイケメンになりたい。さわやかイケメン。気持ち悪さとは無縁の存在になりたい。