かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ファッション雑誌

 休日のため今日はゆっくり体を休めようと、ずっとだらだらしていた。せっかくの休みなのに何もしないことに罪悪感を覚えながら、ぐーぐー寝ていた。

 彼女のためにやろうと思ってることがいくつかあって、この休みを利用して作業を進めようかと思っていたのに全く進まなかった。画像の編集やら動画の編集やら。腰がいたいなーと思いつつ横になっていたら寝ていた。

 そんな休日に唯一したことが、彼女から借りたままになっていたファッション雑誌を見るということ。

 もちろん女性ファッション誌だから僕のファッションの参考にという視点ではなくて、彼女が着たら似合いそうって思う服とか、僕の好みのファッションとかそういう視点から眺めていた。

 秋から冬に掛けての服装って僕好みなものが多い。それは男性女性両方。彼女もそうらしい。秋とか冬っぽい色使いが好きだからかな。

 これもいいなああれもいいなあなんて思いながら見て、気になったものを写真に収めておいた。あとで彼女に見せるためにね。

 その後彼女に撮った写真を見せたんだけど、反応が良かったのは一枚だけだった。たぶん悪くはないんだけどすごくいいってわけでもないって感じだったんだろう。あともしかしたら自分が着る服としてはという視点からも見ていて、自分には合わないって思ったのかもしれない。

 僕としては彼女はなにを着ても似合うくらいに思っているし、今日見せた写真もファッションとしていいなあって思ったものだけど、彼女が着たところも見てみたいなあって思うものばかりだ。

 あとね、雑誌を見ていて気づいた。僕がいいなあって思う服装はモデルの子の可愛さに左右される。というよりも顔とか髪型が僕好みでないとそれがネックになってその子が着ている服装に興味が持てなくなってしまう。だからきっと彼女が着たらすごく可愛いって思う服を見落としているかもしれない。

 雑誌に載っている服を全部彼女に試着して貰えたらいいのに。それで写真を撮って彼女しか載っていないファッション雑誌を僕用に作りたい。そこらの読者モデルより絶対彼女のほうが可愛いんだから。

 あぁそうそう、彼女がたまに雑誌のモデルさんがするポーズものまねをしてくれるんだけど、今日雑誌を見ていたら近いポーズがたくさんあって面白かった。さすがの再現度。

 彼女のおかげでファッションに多少興味が湧いて、詳しくはなってないけど少しは見る目が養われて、なんとなく普段服を目にした時とかに彼女がこれを着たらどうだろうとか考えるようになった。彼女と一緒にお買い物した時に、彼女に似合う服を選んであげられたらなんだかかっこいい。まだまだそんなセンスは米粒ほどもないけど、彼女と楽しくお買い物をするためにプラスになるはずだからこういう部分ももっと勉強したいなあと思う。