かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

僕のせいで彼女が情緒不安定です。

 僕は言葉で彼女を元気づけたり喜ばせたりできてないなあって思う。

 好きだよって言ったり、愛してるよって言ったり、可愛いよって言ったり。それだけでは彼女にきちんと届かない。

 僕は単純だからか、彼女の言葉ですぐ喜ぶ。褒められたり、好きって言われたりしたらご機嫌になる。彼女からしたら、こんな単純なことで喜ぶのかという思いと同時に、本当にこいつこんなことで喜んでるのか?という疑問が湧いてくることだろう。間違いなく本当に喜んでいるので安心して欲しい。

 だから僕も、僕の言葉で彼女を同じように喜ばせたいなあと思う。

 そのためにはどうしたらいいか。

 彼女にきちんと届かない原因は言葉が足りないからだと思う。どう好きかとか、どう可愛いかっていう情報を彼女に伝えなきゃいけない。前から彼女には具体的にって言われている。漠然とした言葉だけでは彼女はそれを受け入れられないんだと思う。

 あと言うタイミングとか言葉の選び方とか、言い出したらキリがないレベルで改善の余地はあると思う。僕は根本的に下手くそなんだろう。ただ、だからといって僕は下手くそだから彼女を元気づけられませんーなんて言ってられない。努力をしたい。

 今は言葉で埋められない部分を、別のもので補っている。彼女に元気をだしてもらうために素敵なものを紹介したり、自分で何か作って彼女に見せたり。彼女が喜んでくれるのを見たくて、僕はそれに精を出している。それでもまだ完全じゃない。

 ラノベっぽい今日のブログのタイトルにあるように、今彼女は非常に不安定で落ち込みやすい。テンションが上がらないというのは前にもあったけど、こんなに落ち込みやすいっていうのは今までにない感じだと思う。

 話していて元気がなくなっていく彼女を見るのはつらい。かわいそうになる。でも僕なんかより彼女のほうがよっぽど苦しくてつらいだろう。

 彼女がそうなった原因を遡っていけばきっと僕にたどり着く。そこであぁ僕のせいだって自己嫌悪に陥ることは簡単だけど、それをしても自己満足にしかならなくて一つも彼女のためにならない。開き直るわけじゃないけど、僕が落ち込んでいても彼女を元気づけられないからね。

 たくさん心配して、たくさん気遣って、優しくしてあげなきゃいけない。彼女のつらさを一番理解できるのは僕のはず。だったら彼女を一番元気づけられるのも僕だ。

 彼女が元気ないと僕までつられて元気なくなって来ちゃうけど、踏ん張って彼女のためにできることをしたい。

 変なこと言って楽しそうにしてる彼女が見たい。他のことなんか気にしないで全力で喜んでいる彼女が見たい。

 今の彼女には、魅力の一つである無邪気さが失われてしまっているように感じる。それを取り戻したい。

 どうしたらいいかわからない時もある。自分の無力さにへこむときもある。でも僕は彼女と向き合うことをやめたくない。彼女を傷つけることが怖くても、自分が傷つくことが怖くても、彼女に向かって行きたいなーと思う。どんなときでも彼女から目を背けないことで彼女を本気で好きだってことが伝えられたらいいなあって。

 今は無理でも一時間後に彼女を凄く元気にできてるかもしれないし、それが無理でも明日には元気にできてるかもしれない。とにかく僕は彼女を元気付けるために頑張りたい。

 僕のお陰で彼女がご機嫌ですって言えるように。