かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

おとまり

 昨日から今日にかけてお泊り会だった。

 よって昨日の深夜にブログを書くことができなかったので、今日二つ書いて辻褄を合わせようと思う。連続更新は継続していることにしようね。

 彼女の友達とその友達の職場の仲間との宅飲みが計画されていて、会場は以前このブログにも登場した、ももちゃんの家。で、そのももちゃんの職場の仲間が参加予定だったんだけど、諸事情で参加できなくなってしまった。そこで彼女が気を利かせてくれて、僕を呼んでくれたのだ。彼女と仲の良い友人二人、そこに僕という図式。僕が受け入れられたのが奇跡かと思うような感じではあったが、いいよと言ってもらえたのであれば遠慮なく参加しようと思った。以前だったら僕なんかが参加していいの?え?いいの?ってうざいくらいに言っていたと思うんだけど、今は良いならがっつり参加してやろうじゃないかと思えるようになってきた。これは成長かもしれない。必要以上に自分の価値を下げて卑屈になるのは良くない。

 不安要素がなかったわけではないんだけど、出来る限り楽しんでやろうと思って乗り込んだ。

 面識はあって、多少話せるくらいの間柄だから気まずい空気流れちゃうかなあなんて心配もしていたけれど、意外と上手く馴染めて話もできて、気付いたらけっこうくつろいでいた。彼女がいてくれると彼女に向かってばっかり話しちゃってはいたけど。

 彼女と同じ空間で一緒にお酒を飲んだのはこれが初めてと言ってもいいくらいで、僕がどんな感じになるか自分でも分からないままお酒を飲み進めて行った。思ったより飲めて、思ったより我を失わなかった。まああのお酒の量で泥酔はするわけないから当たり前かな。

 お酒が足りなくなった僕と彼女は二人でコンビニへ調達に向かった。みんなで向かおうかって声を掛けたんだけど他の方々はお留守番するとのことだったので、うまいこと彼女と二人きりになれた。買い出し行くなら二人で行きたいなあと思っていたので僕は最高に嬉しかった。酔ってたから余計にうきうきだった。

 外は真っ暗で静かで良い雰囲気だった。もうずっとこうやって彼女といたいって思った。帰りたくないなあって。わざと遠回りしたり、どこかで休憩を挟んだりして少しでも彼女と二人きりでいる時間を伸ばしたいなあと思っていた。

 コンビニへ着いて、お酒と食べ物を買って、食べながら帰ろうって言ってアイスも買った。

 アイスを食べて帰りながら、こんな青春を送りたかったって思った。彼女がいて、深夜に一緒にアイス食べながら歩くみたいな。ちょっとお腹すいたからコンビニ行こうぜーって深夜に出かけちゃうそんな感じしたかったなあって。

 今日のお泊り会でなにが一番楽しかったかって、この瞬間だと思う。

 朝方になってきたら眠ろうかと思っていたんだけど、眠気もあんまりこないしせっかく彼女と一緒にいられる時間を寝て過ごすなんてできないと思って、少なくとも彼女が寝るまでは起きていようって思っていた。結局彼女は寝ないし僕も起きたまま解散を迎えることになったんだけどね。 

 お酒を飲みながら話をするのは楽しかった。彼女と二人でこういう感じで過ごしたいなあってのはものすごく思ったけど、彼女以外に人がいても楽しく過ごすことはできた。またやるんなら呼んでもらいたいなあって思えるくらいにはもちろん楽しかった。

 彼女が髪をコテを当ててストレートにする様子とか、お化粧する様子とか間近で見れて幸せだった。普段こうやってるんだなあってのが少しだけど感じられた。とっても良い。

 今日は彼女に車を出してもらっていて、帰りに送ってもらうついでに買い物と食事を一緒にした。食事中にとある問題について彼女と語り合い、非常に良い話し合いができたんだけど、僕がその会話の途中で泣けてきてしまって、普通に楽しそうにご飯食べているのになんかあの人泣いてるよという奇妙な状態だった。これに関しては次のブログに書こうとおもっているのでお楽しみに。

 昨日の仕事中の時間も含めると実に20時間程度一緒にいられた。素晴らしい。これが二人っきりでの20時間だったらと思わずにはいられない。

 彼女が僕以外の人と話しているのを見ていると、新鮮な感じがするし、そういう考え方をしているんだとか、そういう認識してたんだみたいな発見がある。二人で話している時よりも会話を客観的に見ることができると思う。彼女が一緒にいる楽しみと、彼女が他の人と話すことの興味深さと。今日は非常に良い経験が出来たと思う。

 何より彼女をずーっと見ていられたこと、隣にいられたこと、それも長い時間というのが僕にとって素晴らしく良いことだった。楽しかった。

 アウェー感でるかなあって心配しながら行ったけど、凄く楽しめた。勇気を出して行って良かった。

 彼女には送り迎えと、そしてこのお泊り会に参加を提案してくれたことに非常に感謝しています。ありがとう。