かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

頭のなか

 正体不明の陰鬱な気分に今日一日苛まれている。仕事が忙しかったのもあって疲れているんだと思う。結局危惧していた仕事の休みは多めに貰えて、希望通りだったからよかったんだけど、同時に彼女と仕事が被る機会が失われてしまって悲しい。でも今回は僕個人の都合で被らなくなってしまったので、それで僕が悲しくなっているのもお門違いな話だ。

 最近なんだかんだで毎日のように彼女と会えていて、僕は嬉しい。だけど同時にもっと一緒にいたいって思ってしまう。そんなことを思わず、もっと単純に彼女に会えた!嬉しい!幸せ!って思っていられたらいいのに。

 彼女の字とか絵を見ると僕は嬉しくなる。彼女が休みの日に仕事をしていて、彼女の書き残したメモとか、サインとかを見ると嬉しくなる。彼女の字ならすぐに見て分かる。読みやすくてきれいな可愛い字。僕は彼女の字が好きだ。絵は彼女がたまに描いてくれるのでそれを見るのが好き。独特な味があって可愛らしいキャラクターは彼女らしさが出ていて面白い。そういう彼女の存在を彼女がいない所で感じると、嬉しさと寂しさが混じったような感情になる。特に仕事中。

 彼女が書いた字を見て寂しくなるとか、目の前を通った人が彼女なような気がして確認しちゃうとか、彼女の声がしたような気がして探しちゃうとか、駐車場にあるはずのない彼女の車を探しちゃうとか、僕の中で彼女が不足してくると症状として現れる。もう病気。

 僕が頭のなかで考えていることの半分以上は彼女のこと。なんでも彼女と繋げて考えてしまう。これ彼女に話さなくちゃとか、これ彼女が前言ってたなとか。彼女のことを思い出してみたり、彼女に関することを思い出してみたり。些細なことで彼女との会話を思い出して嬉しくなったり寂しくなったりしている。今日はビックルを見て彼女を思い出していた。

 僕の頭のなかは彼女でいっぱい。彼女に見せてあげたい。