かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

依存体質

 僕は彼女に依存してしまっているようだ。ここ数日彼女に会えなかった事でそれを実感する結果になった。

 僕が寂しかったり悲しかったり、不安だったりするのを彼女になんとかしてもらおうとしてしまっていた。僕の不安に対して大丈夫だよって、安心させて貰いたかったんだと思う。そうやって自分の感情を彼女にさらけ出して、全てを彼女任せにしてしまうのは良くない。

 寂しいとか、会いたいとか、そういう気持ちを彼女に伝えるのはいい。それを伝えたことで、僕が求めた通りの答えや行動をしてくれると思ってはいけない。そうやって僕が僕の希望に沿ったものを彼女に求めればそれは彼女を縛ることになってしまう。自己中心的に、自分の感情をぶつけて、してほしいことを求め続ければ、きっと彼女は窮屈になって僕から離れていってしまうだろう。

 この不安や寂しさの解消を彼女に求めることが完全に悪ではないにしても、全力で彼女にそれを求めてしまってはいけないんだと気付いた。僕のこの不安をどうにかしてくれるのは、不安の原因である彼女だけだっていう極まった思考がヤバいんだと思う。

 彼女の存在が僕の全て、とはさすがに思ってないけど、でもそれに近い思考になりつつある現在、僕はもうちょっと余裕を持たなくちゃいけない。

 彼女以外のことに目を向ける時間をもう少し作らないと行けないんだと思う。

 僕が彼女以外のことに目を向けている時間によって、彼女が僕から離れていってしまうんじゃないかっていう思考をやめよう。実はそれめっちゃ不安で、それだからこそ僕は彼女を構いたくて構いたくて仕方ないんだけど、たぶん僕が恐れているほどそう簡単に彼女は離れて行ったりしない。彼女が僕を思ってくれていることを信じる。

 ちょっとずつでも考え方を変えて、彼女がいなくても平気とはならないだろうけど、彼女と多少連絡が取れなくてもこの世の終わりみたいな思考になるのはやめようと思う。

 彼女を支えてあげたいとか言ってる僕が彼女に依存してしまっていては意味が無いからね。笑い話だよね。

 きっと僕はずっとこんな感じのダメな人間だったから、彼女にそれを気付かせてもらって、そこから僕が成長できるかは僕自身にかかっている。彼女に好きでいてもらうために、もっと好きになってもらうためにも、僕が魅力的な人間にならなくちゃいけないんだなあっていうそういうお話。